ChatGPTに訊いてみた!vol.1 「アカハラってどんなもの?」
みなさん、こんにちは。
エナゴスタッフのkazumiです。
最近では巷で耳にしない日はないというくらいの勢いのChatGPT!
みなさんもそれぞれ見聞きされ、実際に使われているかたも多いのではないでしょうか。
まだまだ情報の偏向や捏造、個人情報やセキュリティーといった課題を抱えているものの、
核心を射た答えが返ってくることも多々あります。
そこで、エナゴdiaryブログではわたし個人の関心で
ChatGPTにいろいろ訊きだそうと思いました。
そんな第1回(?)の今回は「アカハラ」つまりアカデミックハラスメントについて
ChatGPTが把握しているかを知るべく訊ねてみました。
ずばり「アカデミックハラスメントについて説明してください」と打ち込むと
ChatGPTからは以下のような回答がありました。
以下です。ちょっと長いです。
(以下、ChatGPT)
アカデミックハラスメントは、学術界において知識や権力の差に基づく不当な行為や、人格攻撃などの様々な形態で発生する問題です。具体的な例を挙げて説明します。
1. 誹謗中傷や陰口
アカデミックハラスメントの最も一般的な形態は、同僚や上司からの誹謗中傷や陰口です。例えば、同僚から「あの人は何もできない」「あの人の論文は役に立たない」といったような発言をされることがあります。
これらの発言は、被害者の評判や信頼性を傷つける可能性があります。
2. 研究成果の盗用
アカデミックハラスメントの別の形態は、他の研究者による研究成果の盗用です。例えば、自分の論文に他の研究者のアイデアを盗用することがあります。
これは、被害者の労働成果や知的財産を不当に利用することになります。
3. 非難や排除
アカデミックハラスメントの別の形態は、特定の人物を非難したり、排除したりすることです。例えば、特定のグループに所属している人を無視したり、会議や研究チームから排除したりすることがあります。
これらの行為は、被害者の尊厳や仕事に対するモチベーションを傷つける可能性があります。
4. セクシャルハラスメント
アカデミックハラスメントの中でも最も深刻な形態の1つが、セクシャルハラスメントです。例えば、上司や同僚から性的な言葉やジェスチャーを受けたり、性的な関係を強要されたりすることがあります。
これらの行為は、被害者の身体的・精神的健康に深刻な影響を与える可能性があります。
これらは、アカデミックハラスメントの具体的な例の一部です。これらの行為は、被害者の心身に深刻なダメージを与えるだけでなく、研究成果や学術界全体にも悪影響を及ぼす可能性があります。
例えば、誹謗中傷や排除によって、被害者が学術界から退く可能性があります。
その結果、貴重な研究成果やアイデアが失われることになり、学術界全体に悪影響を与えることになります。
また、セクシャルハラスメントによって被害者が研究活動を継続できなくなることがあれば、その才能を失うことになり、学術界にとっても大きな損失となります。
アカデミックハラスメントの問題は、特に女性やマイノリティグループの研究者にとって深刻です。
彼らは、社会的に不利な立場にあることが多く、アカデミックハラスメントの影響を受けやすい傾向があります。
これは、学術界が多様性と包括性の観点から改善が必要であることを示しています。
アカデミックハラスメントは、学術界において多くの問題を引き起こす可能性があるため、学術界全体で取り組む必要があります。
大学や研究機関は、アカデミックハラスメントを防止するための方針を策定し、研究者に対して啓発活動を行うことが必要です。
また、アカデミックハラスメントに遭った場合は、相談できる窓口や支援機関が存在するため、被害者は積極的に利用することが重要です。
(以上)
……なるほど。コンパクトにまとまったすっきり回答をいただきました。
ただ「アカデミックハラスメントの最も一般的な形態が誹謗中傷」という出だしを読んだときには、それが最大とするには少し軽率なように感じたのも事実です(最もではないですよね)。
とはいえ、アカデミックな構造に関する深い掘り下げや指摘といったところはさほどありませんでしたが、わたしが興味深くかつきちんと言及があることを評価したいと思ったのは、マイノリティーへの排除と親和性があるという指摘をきちんと出してきたところです。
そしてセクシャルハラスメントはアカデミックハラスメントの一形態だと位置づけているところも問題の捉えかたとしてうなずけるところがありました。
今後ともChatGPTの情報総括を見ながらともに考えていくこの
「ChatGPTに訊いてみた!」シリーズを
しばらくつづけてみようと思いますので、よろしければご覧くださいませ!
英文校正のご要望はエナゴまで〜♡