研究発表のテクニック完全マニュアル!
こんにちは。
英文校正エナゴのスタッフのkazumiです。
論文の口頭発表って緊張しますよね。
ポスターセッション、学会発表、口頭試問……。
人前でどんなひとたちが聞いているかわからないなか、自分の主張をしっかり伝える……。
誰だって緊張しますし、大概のひとは苦手なのではないでしょうか。
そこで今回です!
印象的な研究発表のためのテクニックと戦略をしっかりまとめていこうと思います。
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練習を重ねる
当たり前ですが、練習を重ねることは最も重要です。
繰り返し練習することで、自分自身で感覚を摑み、タイミングや発音のチェックをしながら、スムーズな発表ができるようになります。
これをやっておくと、自分の言葉に自信を持ち、聴衆に内容を伝えやすくなります。
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メッセージを明確にする
伝えたいメッセージを明確に伝えることが大切なのは言うまでもないですね。
それにはまず、メッセージを意識的にはっきりさせておくことが大事になります。
何を伝えたいのか、聴衆に何を期待しているのかをはっきりさせ、
そのためにはどのようなやりかたでどういった情報を提示する必要があるかを精査しておきましょう。
伝えたいことを簡潔かつ明確にまとめ、聴衆に伝わりやすいような説明にすることを目指します。
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アピールポイントを強調する
自分の研究のアピールポイントを強調することで、聴衆に印象付けます。
自分の研究が他論文よりどの点が優れているかをはっきりさせて、その点を強調しましょう。
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インパクトのある始め方をする
発表の最初の数分間は、聴衆の興味を引き付けたいところです。
興味深い事実やエピソード、または引用など、インパクトのある始め方をすることで、
聴衆を引き込むことができます。
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ストーリー性を持たせる
発表にストーリー性があると、聴衆を引き込みやすくなります。
論理的な流れを持たせ、説得力のあるストーリーで構成するように意識してみてください。
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聴衆に合わせる
発表を行なう場所や聴衆の質を考えつつ、適切な言葉遣いと専門用語を使い、
聴衆に合わせたメッセージの伝えかたを心がけましょう。
また聞き手が理解しやすくなるように、図やグラフなどの視覚的な見せかたで工夫するのも
効果的なやりかたです。
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ビジュアルを工夫する
視覚的な見せかたとしては、発表に使うスライドやポスターなどのビジュアルを
工夫することがあります。
配色やフォント、画像の選択にも注意しつつ
ビジュアルとテキストのバランスを取るようにしましょう。
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実践的な例を交える
聴衆にとって興味深く役に立つ内容として届くため、実践的な例を交えると効果的です。
身近で具体的な事例を紹介することで、聴衆が理解しやすく、説得力のある発表になります。
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ポジティブな姿勢を保つ
自信を持って発表し、ポジティヴさを保つことが大事です。
聴衆に対して親しみや好感を与えるようなリラックスした表情やジェスチャーで、
聞く側の緊張を和らげることも大切になってきます。
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タイムマネジメントをする
発表時間内にすべてを伝えるためには、タイムマネジメントが必須です。
練習時や発表資料を事前に見直して、
必要な情報だけをピックアップしつつ時間配分を把握しておくようにしましょう。
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結論を明確にする
発表の最後には、結論を明確に伝えることが重要です。
自分の研究の成果や貢献を簡潔にまとめ、聴衆に印象付けるようにしましょう。
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質問に対応する
発表後に質疑応答が行われる場合もありますので、予想される質問に対する準備をしっかりと行いましょう。
聴衆からの質問に対応する準備をしておくことはとても重要です。
聴衆が知りたいことや疑問点、さらなる知識を求められる箇所を予測し、それへの回答を用意するようにしてください。
また、答えられない質問が出た場合には、「調べて勉強いたします」もしくは「今後の課題といたします」という答えが一般的にスマートな受け答えです。
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フィードバックを受け取る
発表後には、フィードバックを受け取る場合が多いです。
聴衆からの質問やコメントに対して、丁寧に回答するようにしてください。
また、フィードバックをもとに今後の研究の改善点を洗い出すことも重要になります。
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フォローアップをする
発表後、聴衆と交流することも重要です。
興味を持ってくれた人には、連絡先を交換するなどのフォローアップを行うことで、研究を発展させることができます。
いかがでしょうか。
これを一通りやっておけば、緊張で噛みまくってもまず発表はうまくいくはずです。
ご参考になりますように!
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